【宮崎駿】「佐川修さんとハンセン病資料館」に参加して
久しぶりの更新になってしまいました、まなみです。
先日、国立ハンセン病資料館で行われた
ハンセン病資料館会館25周年記念
宮崎駿監督が語る
という講演を聞きにいってきました!
一部は佐川さんが以前に中学生向けに行った語り部講演会の映像を見て、
二部は長年佐川さんと交流のあった宮崎駿監督から佐川さんと資料館についての思い出をお話いただくというものでした。
一部の語り部講演会の映像では中学生相手とは言え
要点をしっかり押さえて、難しすぎずな内容でとても聞きやすく、
かつての裁判のことなど年号を含めすべてカンペも見ずにスラスラと話す様子はさすがでした!
私も何回か資料館に足を運びハンセン病の歴史については少々勉強しているつもりでいましたが、知っていることのさらに一歩踏み込んだ内容にも触れてくださりとても勉強になりました。
二部の宮崎駿監督による佐川さんとの思い出はとてもほっこりする内容でした。
宮崎監督は全生園全生園の近くを毎日通勤時に通っていたがなかなか足を踏み入れられなかったこと。
初めは入園者の方として出会ったけど、特に過去の話をするわけでもなくただの普通の友人となったこと。
佐川さんの頑固エピソードなどなど、、、
時折涙を流しながらも、昔話をしている様子はただの幸せそうなおじいちゃんでした。
(日本が誇る超大物監督にこんなことを言うのは失礼ですが 笑)
宮崎監督が佐川さんに会いに行くと「ここに来てないで資料館には行って来たのか」とよく言っていたそうです。佐川さんがどれだけ資料館に熱を注いでいたか伝わってきました。
出会ったきっかけはハンセン病つながりだったとしても、その後に関り続けるのはただ「あなたとわたし」の関係でしかないんだなと、改めて思いました。
初めて会いに行ったのは、
その人がかつてハンセン病を患っていたからかもしれない。
けど、会いに行き続けるのは、
その人がかつてハンセン病を患っていたからではない。
ただまた会いたいからだし、
またおしゃべりしたいからなんじゃないかと、私は思います。
とても心がほっと温まるような講演会でした。
また「プロミンの光」を見に資料館に行こうと思います('ω')ノ
「プロミンの光」や詳しい内容についてはこちらの記事をどうぞ!
宮崎駿監督が流した涙の意味 「もののけ姫」で描いた”ある病”との出会い
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